そろそろFAXが寿命か

紙送り機能が不全になっていた感熱紙FAX(NEC、Speax23Wという骨董品)のおかげで、受信し損ねていたFAXがあったりしてやや冷や汗。機械の中に、小さなバネがはずれて落ちているのを発見。装置の外に、同じ種類のバネが外れたのをセロテープでぶら下げてあるのを発見(これは私の仕業だろうが忘れていた)。これら2個のバネがどこに収まるべきものかさっぱりわからないので、自分では修理できない。どうもロール紙カッターが作働後に紙送りが不調なるようなので、ロール紙の自動カットを解除することを試みた。NECのサイトでマニュアルを探し、似た型番(Speax31W)のマニュアルPDFをダウンロードして、設定解除の方法を見つけた。結果としては成功。無事にメモリー受信していたすべてのFAXを印刷できた(全5ページのうち、スパム広告が3ページ)。
しかしながら、このような不調のためにFAXを受け損なっていると信用問題なので、同様な感熱紙FAXを新調しよう。
「なぜ今さら感熱紙FAXか?」それは、トータルな信頼性の問題。普通紙FAXが全盛のようだが、PCのプリンターのように、紙とインク(リボン/カートリッジ?)の両方があるかどうかを心配しなくてはいけない。以前にFAX込みの複合機を試したが、エラー処理が甘く、用紙切れやインク切れが起こると、FAXの受信自体を失敗するために、危なくって使い続ける気がしなかった。一方、感熱ロール紙の場合は、紙があるかどうかだけを心配すればよいし、万一紙が切れても、受信したFAXのかなりのページ数はメモリに蓄えられて内容を失わずに済む。感熱紙は保存性が悪いので、大事なFAXはコピーしておく必要があるが、それくらいの手間は惜しくない。

一般的に、いろんな機械が高度になって、自動化されているが、便利なようでむしろ使いにくく、脆弱になっていること多いように感じる。私にとってはFAXも例外ではない。