健康診断

特定業務従事者健康診断(有機溶媒ややばそうな試薬を使うからか)を、川端まで地下鉄で出かけて受診してきた。本来は大学で開催されるものを受診すればよかったのだが、忙しくってつい受診しないままだった。そのまま放置してたら、絶対受診しなければいけないものだったのだ。(これも法人化のせいだろう)
身長、体重、視力、聴力、脈拍と血圧と順調に測定。採血は必要なかった。「なーんだ楽勝じゃん」と思ったら、、、、最後の項目=おしっこが出ない。検診を受けているクリニック内で1時間粘ったが全く気配がない。焦るとますますダメ。諦めて検査技師のお姉さんと相談して、川端商店街を散歩し、ペットボトルのお茶をがぶ飲みし、ついでにウエストでうどん食べて(もちろんツユは全部飲んだ)、ちんたらと戻ってトイレに挑戦した。それから10分以上たってから、やっと出ました。10時過ぎには終わるはずの検診が、結局11時半までかかった。僕ってとってもデリケート〜 技師のお姉さんは、「ちょっとでいいんですよー」と言ってくれるのだが、はっきり言って、それがプレッシャーなんです。
その昔、大学院入試の願書に添付する健康診断書を作りに同級生達と東区役所に出かけたとき、H君(今はTK海洋大准教授)が、同じようになかなかおしっこがでなくて、水飲んで、お茶飲んで、さらに缶ビールまで飲んで、ヘロヘロになってからやっと出たが、その後の色盲検査に支障をきたした、という出来事を思い出した。いざ自分に降りかかってみると、おしっこが出ないという災害はそれはそれは間抜けで悲しい出来事で、帰り際にしみじみと言われた「お疲れ様でした」が、ますます哀れな気分にしてくれた。