長崎大学へ

水産学部の外部評価委員会。学生を集めること、学生・保護者へのサービスなどについて献身的だと感じる。やはり旧帝大はだまってても学生が集まる、という気持ちがあってこういう面で甘えがあると思われるかも。でも自分たちがこれほどのサービス業務にエネルギーを費やしたら、ますます教育・研究のアクティビティーが下がるのではないかと我ながら危惧する。なんて考えながら長崎大学を去ろうとしていたとなりを、先程までその会議で応対して下さっていた「入試委員長」のY先生がジャージ・首に手ぬぐい姿で学生と一緒に軽トラックに乗り込み、雨の中サンプリングに出かけていった。このエネルギーがなくちゃいけないんだよな。もっとよいはずの環境にいるのだから甘えてちゃだめ、と自分の頬に渇をいれながら帰ってきた。いやー、こっちが刺激を受けたなぁ。
報告書締切は7月11日。また呻吟することになるなぁ。
委員会の席に、九大の事務で知り合いのUさんのお兄様がおられた。兄弟とてもよく似てて、一瞬、いつの間にかUさんが長崎大学に転勤になってたのかと思ったほど。世間は狭い。

初めて乗った「白いカモメ」、本革シートの振り子電車はなかなか快適だった。もう思い残すことはないので次からは高速バス「九州号」でいいや。