有機化学美術館記事更新

世界を変えた化合物(3)〜フェノール (08.6.25)
最後の段落は

彼らの努力で消毒法は普及し、衛生観念も100年前に比べて飛躍的に高まった。現在では抗菌・除菌グッズがそこら中に溢れ、人々の清潔志向はやや過剰といえるところまで来ている。消毒の普及のために身命を賭したゼンメルワイスやリスターがこれを見たら、果たしてどのような感想を漏らすのだろうか。

太字部分にうなずき、行き過ぎ(すでに「やや」というレベルを過ぎていると個人的には思うが)を危惧する。
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様々な「感染」にはそれぞれ固有のリスクがあるだろうが、たとえばちょっとした食あたりを過剰に恐れていては身体の免疫力は得られないだろう。