あのチョーク

防音教室で板書をしてふと気がついた。チョークがホタテ貝殻を利用した「ダストレスチョーク」であった。見覚え・聞き覚えがあると思ったら、製造元の日本理化学工業株式会社は、重度障がい者の雇用に熱心で、2005年に「企業フィランソロピー大賞」を授賞している。単純作業が多いとはいえ、重度障がい者の方々が決して甘やかされることなく、それでも生き生きと働く姿がTV番組「カンブリア宮殿」で紹介されていた。ああやって作られた製品が世に出て、自分の身近にあって実は自分も使っていたことになんだか嬉しくなった。いいぞー九大!もっとこの製品を応援しよう。
ちなみに、ホタテ貝殻粉末がたっぷり含まれているこのチョークは、短くなって筆記に適さなくなっても、細かく砕いていろんな利用法があるそうだ。

  • 花壇や学校菜園の土壌改良に(石灰を撒くって感じかな)
  • ライン引きに(結構沢山いるぞ)
  • 水に溶かして絵の具に(ってちょっと驚き。)