貧乏自慢

報道各社より「財政的に苦労している大学の実状を取材したい」との要望が文科省にあり、そこで「大学が財政的に苦労している具体的な事例」を文科省が募っているそうな。その記述例として来たのが、

  • ジャム瓶をビーカー代わりに使っている
  • 動物病院における血清保存容器として、弁当用の醤油入れポリ容器を活用している。処方する消毒薬の容器として洗浄したペットボトルを再利用している。
  • 研究室の実験台としてゴミ捨て場から拾ってきた机や椅子を利用している。

とか。ゴミ捨て場ってのは強力だなぁ。うちもいろいろ書けそうだけど、「ゴミ捨て場」級の事例は少ないかも。

  • ゴミ捨て場から拾ってきたPCから二個イチで組み立てて使っている。
  • 実験用のプラスチックトレイを百均ショップで(ポケットマネーで)購入している。
  • ペットボトルを洗浄して、洗剤入れ、ピペット洗浄槽などに利用している。
  • スタッフや学生の家庭で不要となった電子レンジ、電気ポット、FAXなどを研究用に使っている。

など?

でもね、こんな「モノが買えない」困窮よりも、職場安全に割く予算が十分でないとか、人を雇えない困窮の方がずーっと深刻なんだよ。