社会人の言葉使い

本当にどんな言葉遣いだったのかはわからないが、よほどひどい言葉だったのだろう。 闊達な意見交換とはどうあるべきだと、あの人は考えているのか? 懲罰が「職員はどう発言すべき」かを示すことなのかな? 少なくとも何をしたらダメ(頭に来る)という例にはなるだろうが。
陰でこそこそ匿名でもっと酷い悪口言うのは良くある話しだと思うので、実名で発言したが故に処分されたというのはどうもさびしい話である。「民間ならありえない」という基準が、広い意味の社会人として広く受け入れられるべき「正しい」ことなのかな。ま、これも実際の話(メール)のやりとりを知っているわけではないので何とも言えないことだが。

<橋下知事>メールで反論の大阪府職員を処分へ
10月8日12時33分配信 毎日新聞
 大阪府橋下徹知事は8日、知事へのメールの中で「愚痴はブログ等で行って下さい」などと表現した技師級職員を、口頭で厳重注意処分する考えを示した。今後、同様の事案が発生した場合は、人事評価に反映させる意向という。

 橋下知事などによると、1日、税金に対する意識の低さを指摘するメールを全職員に送ったところ、この職員から反論があった。職員はメールの中で、「メールを読む(職員の)時間を無駄にしていることを自覚して下さい」などと書き、知事に返信した。

 橋下知事によると、これまでに100人程から知事を「おまえ」呼ばわりするようなメールを受けてきたが、受け流してきた。しかし今回は、民間出身の副知事から「組織として非常識」との意見を受け、メールに対しては初めて処分することを決めた。橋下知事は「意見交換なら分かるが、組織のトップに対するモノの言い方ではない。職員はどう発言すべきか、示すために厳しく対処した」と話した。