危なかった

それは4Fのファイアーウォール(FW)。明日停電するために、農学部サーバーが落とされている間に、廊下で野ざらし?のまま働いている光ファイバーハブとFWの埃を掃除機で吸っておくことにした。ラックに近づくと何となく雰囲気がおかしかったが、それはファイアーウォールのケースファンと電源ファンが回っていないからだった。つまり妙に静かだったということ。冬だから過熱せずになんとか動いていたのだろう。


FWは想像通りに埃がこびりついていたので、ファンを外して固まった埃をこそげ落とし、ついでにファンのベアリングにも給脂するとめでたく動き出した。モーターが焼け付いて無くてよかった。でも回転ノイズが高い。そろそろ寿命かも知れない。ファンの交換品もそろそろ用意しておいた方がよいかも。ただし、これらは通常のパソコン用よりも頑丈そうである。[ケースファン=NMB 1608KL-04W-B59: 40x20mm, 12V-0.15A, 8500 rpm, 9.45 CFM, 33dB; 電源ファン=ADDA AD0412HB-C50: 40x20 mm, 12V-0.1A, 10.1 CFM]
ふと基盤を見るとCPU近くのケミコンの頭が膨らんで電解液をちょっとお漏らししているのを見つけてしまった。1年ちょっと前にお漏らしした3個を交換していたが、それらのCPUを挟んで反対側のケミコンである。
 
幸い、まだ交換品の在庫があったので、さっそく付け替えて事なきをえた。今回の場所は、基盤のプリントが微妙な場所で、はみ出たハンダによるショートがないかかなり気を遣ったが、なんとかうまくいった。いろいろ手伝ってくれたTさん、ありがとう。
この箇所のケミコンパンクとファンの不調は6階と5階でも遅かれ早かれ起こることだろう。停電中にケアしたいところであるが、停電してては掃除機もハンダごても使えないなぁ。忙しい時期だけに、停電以外に半日でもネットワークを停めることは憚られる。
思いつきで行動してます、相変わらず。