竜宮の遣い


(写真はこちらから)
リュウグウノツカイという深海魚が日本海沿岸で例年にない程多く漂着しているそうである。
私が九大の水産学科に進学した頃、学生実験室に体長4-5 mのリュウグウノツカイの標本が置いてあった。その姿の美しさにが印象的だった。さすが「水産学科」だなぁ、と感じたことを覚えている。

ナゾの深海魚、日本海沿岸に続々漂着
2月27日14時41分配信 読売新聞
深海魚リュウグウノツカイが今冬、富山、石川県などの日本海沿岸で相次いで見つかっている。
(中略)
リュウグウノツカイ=アカマンボウリュウグウノツカイ科の深海魚。体長は5メートル前後で、大きいものでは10メートルほどになるという。平たい体に長い腹びれと背びれがあり、水深200〜1000メートルに生息している。姿を現すと、「地震の前触れ」との言い伝えもある。

ニュースの全文を読んでも、この深海魚のどこが「ナゾ」なのか、一言も記述がない。粗雑な記事である。