アクネ市長騒動

これまでの報道内容から、ほとんど憎しみに近い感情であの市長を眺めていたが、市長のブログを読むと、真相はしばらく見守らないとわからないなぁという気になる。少なくともブログに書かれた文面は、報道されているような「常識を欠いた独裁者」というイメージとは合致しない。数多く報道されている問題発言も、実際にその言葉を吐いている映像・肉声を聞いたわけではないことに気が付いた。
「マスコミが議場にいるから議会にはでない」と駄々をこねているように報道されているが、市長本人は「一般市民に対して議会の録音撮影の開放を求めます。」とブログで宣言している。こちらの記事などで記者クラブがどれほどジャーナリズムを歪めてきたかを知ったところでもあり、個人的には、いわゆるマスコミ報道がどれだけ偏好や脚色無く真実を伝えているかにはある程度の疑いを持っている。アクネ市議会の件もTVや新聞各社の報道だけを闇雲に信じることはできない。ま、一般市民に議事を公開するのなら、報道にも公開してよいと思うが。そうすれば報道が何をどう伝えるかを逆に検証することができるだろうに。