異臭がして

21時過ぎに上階で実験していたうちの学生さんが知らせてくれた。プラスチックが焦げた匂いと煙。火の気はないが、ヤバイ感じ。学生達と行なった初動対策は下記の通り。

  • 発生源を見つけるためにその階の廊下と部屋をすべてチェック。
  • 廊下に立ちこめたモヤを排出するために、使われていない実験室を開けて換気扇をすべてON。
  • およその位置を特定し、該当ラボの先生に連絡する一方、さらに上階の学生にも注意喚起。万一火が出たらしゃれにならん。
  • 連絡で駆けつけたそこの院生に部屋を開けて見てもらった。(いきなりガバっと扉を開けないように注意。(変なガスが流れてきてもろに浴びては危険)

結果としては乾熱滅菌器にいれたプラスチックが過熱されたためだったようだ。事なきを得てほっとしている。少なくとも人的被害が無くてよかった。

こういうことに気づいて、変調を看過せずに知らせてくれることが大事。所属する部門は異なっても同じ建物に入っているラボについて連絡網を整備しておくとよいと思う。