副専攻で成長した院生諸君

大学院の副専攻プログラム「生物産業創成学コース」の評価委員会拡大版にお邪魔して、参加した学生諸君との質疑を楽しんだ。プログラム参加学生諸君がその中で感じ、自らも発した熱さが充分に伝わってきた。研究室で院生をお預かりする身としては、今度は彼らが主専攻の主戦場であるラボでどんなフィードバックをするかにも注目したい。高いモチベーションで活動し続けたその仲間というか雰囲気の中での奮闘や充実感とは異なるムードや苦労があるのではないか。でもそんな相対的に「寒い」中でどうするかも重要な気がする。時として私が感じるやりにくさというか難しさを共通に感じてくれる仲間になるかな?
うちの専攻から参加した学生が、副専攻での充実感や満足感を駆動力にして主専攻での研究にもがんばる意欲を増すことができた、とコメントしていたのにはずいぶんと私自身が勇気づけられた。