原発の危機的状況

今この瞬間にどんな修羅場になっているのか、想像もつかないが、すでにセシウムヨウ素が放出され、水素の爆発で建屋が半分吹っ飛び、実際に被曝した一般人さえおられる。なんとか海水とホウ酸によるquenchがうまく来ますように。作業する方々の無事も祈る。
放射性ヨウ素は気体として飛んでくる。予めヨウ素を摂取しておくのが予防になるようだ。海藻(昆布、海苔、ヒジキ)あるいはポピドンヨード(イソジンガーグル)を飲んでおくとよいとのこと。福岡ではまだまったく必要ないだろうが、念のために上京中の学生に情報を伝えた。そういえばG30の学生も上京しているかも知れない。確認できるかな。

こちら(#22450、#22453)より引用
※3/15追記:本日のYahooNewsのトップに、放医研からの情報として”ヨウ素代替にうがい薬 やめて”という注意が掲載されている。(この見解に対する医師からの反論も下記掲示板には示されている。)どちらが正しいのか、私自身が保証することはできないが、引用した掲示板での議論や情報から判断して個人的は「いざとなれば飲む」という立場である。
理由は

  • ポビドンヨードうがい薬を飲んだ場合の毒性は低い。
  • もし効果を期待するならば医師の処方を待つ猶予はないだろう。(6〜12時間前から非放射性ヨウ素を接種しておかなければ放射性131-Iによる予防効果はないそうである。)

ただし、私自身は40才を遙かに超えているので、131-Iの内部被爆による甲状腺障害(がん化)のリスクはそもそも低いのかも知れないが。
どちらを信ずるかは一人一人の判断でしょうね。これだけ情報が対立していると…

タイトル[現地に居る方へ:放射性被爆防護で、とりあえず今出来る事]
現地に居る方へ:

放射性被爆防護で、とりあえず今出来る事

まずは、布のマスクやタオルを水に浸して、放射性物質を吸い込まない注意を
しましょう。無い場合は、とりあえず花粉症用マスクで、すき間が
無いものでもいいです。

セシウムが出てる以上、放射性ヨードも出てます。
ヨード薬で甲状腺への放射線の影響を減らせます。

表 安定ヨウ素剤服用量

年齢 日本 WHOガイドライン
新生児 12.5mg 12.5mg
〜3才未満 25mg 25mg
〜13才未満 38mg 50mg
〜40才未満 76mg 100mg
40歳以上 不要 (確定的影響防止目的には100mg)


ヨウ化カリウム錠や液が無い場合は、とりあえずイソジンガーグルを
飲んでおきましょう。

イソジンガーグル1mlは、ヨード7mgを含みます。

放射能漏れ事故の際のヨウ化カリウム錠は、一日のヨード摂取量が
76mg(2錠分)とされていますが、イソジン10mlも飲むとすぐ
なくなるので、とりあえず1mlを1日4回で、水で薄めて定時で
飲みましょう。

250mlとかの大きなものを持っていたら、上記の量を換算して

新生児 2ml
〜3才未満 4ml
〜13才未満 6ml
〜40才未満 10ml
40歳以上 不要 (確定的影響防止目的には15ml)

避難勧告地の周辺では、気密性の高い部屋があるなら、部屋に留まるべきです。
避難は、外気に晒されるリスクがかえってあります。

避難勧告地域で、移動手段が無い場合は、助けが来るまで待つか、
準備をしてから避難しましょう。外で待つような事態は避けるべきです。