anti-DK

全国には、高額な機器をありがたくも一般開放してくださっているラボがあって、そこでは細かい利用料金を定めている。たまたまその料金表を目にする機会があったが、

  • 今日昇天例座顕微鏡 千百円/時間
  • 経口倒錯顕微鏡 弐百五拾円/時間
  • 理有鯛夢PCR 四百円/時間
  • 椎乙孵卵器 弐百五拾円/日

などと、時間による課金である。このように単価を細かく計算するのって大変だったろうな。でも時間で課金されると、実験の手際を良くしようと努力するインセンティブになるかもしれない。
さすがに液体そのものは、

  • 超純粋 四拾円/壱でしりっとる

と従量制であるが、やはり単価計算には手間がかかったのではないだろうか。他人様にサービスを開始するのも楽ではない。
料金表の末尾には、この保有する研究室のスタッフに機器利用支援を依頼する場合、上記金額に10%の料金が加算される、と注意書きが… さすがに先生の貴重な時間を費やすのでロハでは教えていただけないようである。でもこの10%はどんぶり勘定な気がする。