プロジェクト演習発表会第2部終了
ついに私の担当院生が発表。数日までの発表練習では心配な状態だった学生も含めて、みんな予想以上の出来映えだった。今日はすこしトラブルもあったので、8日(第1部)で発表した人よりも条件は不利だった。たとえば、
- ピンマイクの電池が切れ気味で、きちんと音を拾っていなかった。
- 二つ用意されていたレーザーポインターが最初は一つ、後に二つともあまり光らなくなって、実質的に光の点はほとんど見えなくなってしまった。
でも、それだけに欲を言えばもう一工夫欲しかった点もあった。冷静に考えればいろんな対処があったのではないか?(あえて言えば、機転が利くか?ということ。)
- お世話係をしているI先生に、マイクやレーザーポインターの不調を口頭で伝えて、対処を申し入れる。
- ピンマイクがダメになって自らできる対処として、座長用のマイクを借用するとか、マイクを諦めるのならばデカイ声をだすしかなかろう。
- 前演者の発表をみていれば、どちらのポインターがまだ光るかは分かるはず。明らかにもう光らないものを手にして同じように光らないまま使うのはばかばかしい。
- ポインターが光らなくなったのならば、説明のしかたを少しでも工夫すべき。指したつもりで「こちらは…」と言ってもわからない。「右の図は…」というように自ら言い直した学生は僅かだった。その程度のアドリブは効いて欲しい。
- スクリーンの反対側には、昔ながらの竹竿でできた指し棒があるのだから、ポインターがダメならその指し棒や自らの手で示すくらいのパフォーマンスがあってもよかった。
想定外のことが起こったらほとんど対処できずに工夫が無い様子を見ることがちょっと淋しかった。(私はあえてなんの示唆も助け船もださなかった。)