卒論発表会

「たっっぷり時間はあるのでどんどん質疑応答しましょう」という呼びかけがどれくらい功を奏したかは判断が難しいが、それでも例年よりも学生による質問が多かったかな。これは良かったと思う。改めてほしいのは、質疑の時に演者がいとも簡単に?「不勉強で…」とか「勉強不足で…」という枕詞をくっつけること。言わずもがなで、殊更言い訳めいて嫌である。原稿を読み上げるタイプの発表も例年より多かったかな。ちょっとくらい詰まっても、いい間違ってもいいから、自分の生きた言葉で話してほしい。そのほうがずっと発表に力がある。

卒業祝賀会は、農芸化学分野と同じホテルだった。そのせいか、二次会会場の居酒屋がいつになくごった返していた。席が足らなくて、おこちゃま用椅子で我慢を強いられた学生もいたが、それもまた一興ということで… あの人数のあれだけのオーダーをガシガシと捌く居酒屋の若いバイトたちが(ちょっと威勢良すぎてうるさくもあったが)見事であった。