法律が技術の進化に追いつかず、と一言で片付けられるか?

今晩のWorld Business Satelliteで問題にされていたことについての感想。スマホによってエアコンを遠隔操作する技術に対して、1962年施行の法律「電気製品を本体のスイッチあるいは専用リモコン以外で電源投入してはいけない(そんな意味)」がスマホによる電源ON技術の実装を妨げている、そうな。
技術の進歩を古い法律が邪魔している、とのことだが、そもそもこの法律の真意はなにか?を考える必要があろう。安全側に考慮した、過度な「便利」追求に対する最後の砦かもしれない。個人的に最も興味を引いたのは、1962年当時の件の法律が、本体SWとリモコン以外に何による操作を想定していたのか?であるが、、、
加えて同番組では、Yahooが「メールの本文の内容に即した広告をYahooメール内に表示する」技術を利用する前に、総務省からプライバシー保護に対する懸念から説明を求められて2ヶ月待たされた、と文句を言ってたが、わがままである。この業界(業者)はプライバシー侵害・個人情報漏洩の前科があることを自覚する必要がある。
なんでもスピーディーに進めばよいものではないでしょ。