補体関連ひとりジャーナルクラブ
- ついにイカ(冠輪動物)からも補体が見つかった「Gastillo et al., Identification and molecular characterization of a complement C3 molecule in a lophotrochozoan, the Hawaiian bobtail squid Euprymna scolopes. DCI 33: 69-76 (2009)」α/βの二本鎖構造である。
- カブトガニC3のfactor Cによる活性化機構「Ariki et al., Factro C acts as a lipopolysaccharide-responsive C3 convertase in horseshoe crab complement activation. J. Immunol. 181: 7994-8001 (2008)」ではグラム陽性菌による活性化カスケードは? 興味が尽きない。脱皮動物であるこちらのC3はα/β/γの三本鎖構造。
- 魚類から見つかった最初のプロパージン「Chondrou et al., Three isoforms of complement properdin factor P in trout: cloning, expression, gene organization and constrained modeling. DCI 32: 1454-1466 (2008)」まあ、zebrafishの配列も既に分かってたんだけどね。3つのisoformsは78-90% identical. さて、アイソタイプ間の機能分化はどうかな?タンパクレベルで機能解析やるのかなぁ?Yannisはやらないだろうなぁ。
今日の出土品
- 漆塗りの木製急須(ステンレスの茶こしネット付属):自宅の戸棚より。オフィスでお茶飲むのに使おう。せっかく電気ポットが手に入ったことだし。まだちょっと漆臭い。
- シュラフ(大学2年の時購入。今は無きCAMP2ブランド):オフィスの戸棚より。主に、玄界島での夜釣りとラボに実験のために泊まり込んだ時に使用。汚れと匂いが染みついているので、一度洗濯したい。
- 乾電池式ランタン(豆電球):自宅ベランダより。電球は点くが、いかんせん暗い。今やLEDが標準だろう。オートキャンプ、夜釣りなどにいいな。
- 乾電池式ランタン(蛍光灯):ラボの廊下棚より。電球式よりは実用的だと期待したが、残念ながら蛍光灯は点灯せず。
- トランジスタラジオ(AM/FM):自宅机の引き出しより。パチモンらしいブランド名。アンテナが伸びるところが良いが、FM感度が実用的かどうかは微妙。
- 乾電池式紫外蛍光灯(ブラックライト):自宅戸棚より。N氏からのプレゼント。夜光塗料(蛍光)インクのシャチハタスタンプとセットで。