PSリーグ堤さん訃報

PSリーグの創始者である堤さんが昨夜亡くなったと、本城さんから朝携帯に。肝臓がん。池尻さんが勤める福岡医療センターにて。通夜、告別式の日時は改めて連絡してくれる。

初めて堤さんとお目にかかったのは何年前だったか。突然研究室に尋ねてこられて、PSリーグを立ち上げること、参加してほしいことを熱っぽく語っておられた。その後のPSリーグの発展は、もしかすると堤さんの期待以上だったかもしれない。試合消化が困難なほどチームが増えた。しかし、堤さんが密かに(でもないが)狙っておられた審判の充実(審判仲間を増やす)についてはどうだだったろうか。私も審判しませんかと何度も誘われた。また、ついに堤さんの職場からチームが出ることはなかった。この点はさぞかし寂しかっただろう。

私はもちろん登板機会が少ない訳だが、堤さんの主審で投げたことが一度だけある。対医療センター戦で、四死球が多く、苦し紛れに投じた直球を痛打されたりで、さんざんな内容だった。それでも毎年1、2試合は登板し、中にはまあまあの内容もあったので、せめて1試合でもまともなピッチングを堤さんに見せたかった。これは今思うだけでなく、ずっとそう思い続けてきたので、堤さんが亡くなったことは私のそんな勝手な思い込みからしても本当に悔しい。

堤さんのPSリーグに対する情熱を皆で受け継いで、良い試合・よい運営でPSリーグを大事にもり立てたい。合掌。