N産業Mさんの訪問

N産業のグラントに申請して採用されなかった人々を訪問して、詳しい研究の話を聴取し、今後の展開などを議論して回っているのだそうだ。グラントを得られるかどうかという生臭い話もあるのだが、あまり背伸びした話は苦手なので、比較免疫学研究の面白さと潜在的な応用の可能性をわかってもらおうと努めた。特に、大学の研究がどうあるべきか、どの大学も同じような切り口とバランス感覚で運営されていることへの危惧などが話題に上った。
雨脚が強くなったので、博多駅までクルマでお送りした。明るく、人懐っこく、力強い人物であった。