総長候補者説明会-2

今日はS候補。会場に上がろうとしたら、事務の方が「動員かけられるとこあるかなぁ」と困っておられた。会場に上がってみると、昨日よりちょっと少ない感じ。これが動員の結果だとしたら寂しい話しである。せっかく農学研究院での説明会をアレンジした研究院長もさらに落胆したのではないか。今日も質疑は盛り上がらなかった。皆が疑問・不安に思っている財政問題(特に人事の問題と絡めて)をまがりなりにも説明して下さったのはよかった。提案していらっしゃる基金がほんとうに機能するかどうかについては、全く楽観視できない。人事凍結の解消がすべての部局におしなべて許されると考えるのは安易であろう。昨日のA候補がさらりと触れたように、アクティビティーの高いところは解消、ということになり、その査定は農学研究院にとってかなり厳しいものになる可能性を覚悟せねばならないだろう。それはS候補が当選したとしても(S候補の推薦人として私を含めて農学研究院からたくさんリストされていたが)、傾向としては変わらないと思う。やはりいろんな切り口で教育研究の活性を高めるしかない。