水産学会支部会

雪降る中を長崎大学に移動。支部会は、大会よりも聴衆の専門がバラバラなので実は発表が難しい。なかなか議論が盛り上がりにくい。（たとえば、魚病とか生体防御とかのセッションがあるわけではないので。）
他大学の発表に、できる限り質問するように努めたが、うちの院生がいくつか自ら質問していたのが嬉しかった。的を射た質問ではなくても大丈夫。質問することも、それになんとか答えることもとても大事なトレーニング。
逆にうちのラボからの発表には質問少なかったな。座長の先生が一生懸命質問をひねり出してくださった（長富先生、市川先生、ありがとうございました）。それに対しての応答（説明）は、私の基準ではまだ納得できる（満足できる）ものではなかったが、各自で後から「ああすればよかった」との考えがあったようなので、大きな経験になっただろう。
口頭発表で私が大事だと思うことを3つだけ。

1. ご静聴ありがとうございましたという気持ち
2. 正確さと簡潔さの高度なバランス
3. 質問をしっかり聞いて冷静な質疑

支部会が17時に終わってから、寒空の下、市電で中華街にくり出した。長崎は月曜日からランタン・フェスタ。その準備が進んでいた。

福岡に戻ってみると、結構な雪景色。でも地面はシャーベット状で、イマイチ美しくない。
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