国際フードサイエンス関連シンポジウム

すさまじい突貫で開催に漕ぎ着けたシンポジウムが何とか終わった。主催者も演者も(たぶん聴衆も)ヒヤヒヤだったが、縁の下の力持ちが150%の仕事をして下さったおかげで無事終わった。
当時通訳の威力と限界も知ったし、あのテーマ設定で講演を組み立てたValのプレッシャーを聞き、でもそれをこなした底力を感じた。いずれも今後の参考になることだった。彼女の表情とironicなジョークに反応した人が数少ないながらも会場にいらしたことが楽しくてしかたがなかった。
泥縄のツケは研究院長にまで及び、実に失礼なことになってしまったことを反省している。I先生によるシンポジウムディスカッションの切り盛りはさすがであった。自分にはまだとてもあのような度胸と集中力はない。とにかく、私の個人的な反省としては、とにもかくにも最初に熟慮して決断すべきだった。
レセプション後に、参加院生とともに天井桟敷と花山をはしごしたが、さすがに大仕事をおえた開放感からか、ずいぶん日本酒がすすんだようだ。でも、ここ1,2年の苦労を語る表情は苦痛と悲しみに充ちていた。でも強い人だ。