どんたくはやはり雨に遭うのか

天気は下り坂。今日までの博多どんたくはやはり少し雨に見舞われてしまうようだ。今日か明日の午前中に、ちょっとだけハイキングしたいと思っていたが、ちょうど天気の谷に当たるみたい。
ここんところの新型インフルエンザに関する政府・マスコミの対応に問題あり、と感じている人は多いと思うが、私のように文句言ってるだけじゃなく、「予行演習」として冷静に(ポジティブにさえ)とらえている記事もある。今回の騒ぎの中にも、(反面教師を含めても)意味のある、今後の参考になることがあったのは確かである。
WHOが各国の過剰な対応を戒め、「国境閉鎖や人、サービスの移動制限を勧告しない。水際対策を重視する方法は必ずしも国際標準ではない。集団発生の封じ込めは現実的ではない」とコメントしている裏には、疫学的データだけでなく、経済的・政治的な側面もあるのではないかと思う。したがって、日本や中国が「水際作戦」にエネルギーを注ぐことが科学的に間違っているとは言えないのかもしれない。それでも私には過剰な反応に見えるが、、、、昨日訪れたショッピングモールでも大きなマスクをした親子連れをほんの10分間に4、5組見かけた。報道に反応して大事をとったのだろう。大げさだなぁ、と感じる一方で、自分が感染すると潜在的に(というかかなり現実的にもありえることととして)他人にも移す可能性があるわけで、人が多いところにいくには、それくらいの注意をしておいた方がいいのかな?とも思う。自分が大丈夫でも、うつした先の人が大丈夫かどうかは別の話。でもまだ自分がマスクしようとは思わないなぁ。
上記のブログで紹介されていた、Flu Trackerをのぞいてみた。こういうデータがネットでリアルタイムに近い早さで誰にでも見られるのはすごいことだが、データの収集力(公開姿勢?)が国によって違うかもしれないし、「疑い」事例もそのままプロットされている。信憑性の高いのデータは、やはり時間が経たないとそろわないのではないだろうか。”The map was compiled using data from official sources, news reports and user-contributions.”とあるが、いずれのソースも危うさを孕んでいると思う。