昨日は豪雨

Tさんの特別コース研究発表会での講演は、およそ練習通りでOK。質疑には改良の余地があるが、一朝一夕に改善できるものではない。問題点を自覚することが大事。N先生からの質問に対して、私も深く議論できるほどではない。C3アイソタイプ間の「違い」に、いわゆる補体反応カスケード中での機能的な違いや、成魚での発現部位の違い、感染時の応答の違いだけでなく、個体発生初期における発現タイミングや部位の違いがあることに、発見はとどまり、それ以上の機能的な意味をまともに吟味することはできていない。

ひどい雨のなか、マンション駐車場にある自分の車の窓が半開きで雨が降り込んでいると隣家が教えてくださった。慌ててチャリでかえったが、そこに娘から電話で、筑肥線が下山門で止まってしまい帰宅できないとのこと。(タクシーにはほとんど電話が通じないそうだ)で、車で迎えにいくことに。出てすぐ、箱崎・馬出の3号線付近の枝道がひどく冠水しるところに出くわした。危うく、エンジン(というか吸気口?)に水をかぶるところだった(自分はそろそろ進めても、対向車が波を立てて水をかぶせてくれた。このやろー!)。都市高速は大丈夫だったので、なんとか下山門駅にたどり着き、娘をサルベージして帰宅、そしてラボにチャリで戻った。途中、箱崎で緊急サイレンが鳴り響いていたが、宇美川の水位が堤防上端まで30〜50 cmまで迫っていたので(米一丸近辺の堤防まで見に行った)、避難勧告だったのだろう。
西日本各地で浸水・土砂崩れ・土石流で被害が出ている様子。福岡市内も何カ所か浸水したとラジオが伝えていた。

今日(すでに昼だが)は晴れ。蝉の鳴き声がオフィスにも聞こえてくる。私は学会の準備(JADCIと補体シンポ)を進めねば。TさんはあさってのPhD公聴会に向けて、発表を仕上げねばならぬはずだが。