私のMAC遍歴
- SE30:当時のボスがポケットマネーを大枚はたいて研究室用に購入して下さった。プリンターは当時は定番のDeskWriter。Cricket GraphとMac Drawで描いた図を、DeskWriterで厚手のトレーシングペーパーに印刷すると完璧なpublication qualityだった。
- PowerBook 145B(1993年):時を同じくして大学にLANが開通。SCSIから10BASETに変換するLANアダプターで接続してインターネットを始めた。1994年のISDCI(Wageningen、オランダ)にもお伴したし、1997年のマイアミ・オックスフォードへの留学時にも活躍した。
- LC III:ラボ共用のインターネットマシンとして酷使された。
- Performa275:家でインターネットでなくNifty Serveのパソコン通信をしていた。阪神大震災後に同級生の消息をパソ通で必死に探っていたのを思い出す。
- Performa 6310:14インチカラーCRTが嬉しかったが、しばらく使っていると、弯曲の大きい(球面に近い)CRTが不満になった。時々他のラボで平面に近いCRTやSonyのトリニトロンモニターを見ると、それがあたかも凹んでいるかのような錯覚に陥った。
- Performa588:ラボ共用に購入した一体型のでかいヤツだが、なにせCRTが球面状で酷かった。購入をもっとも後悔している機種。
- PowerMac G3 B&W(青白ポリタン):これは素晴らしかった。モニターも17インチを奢って、その広さに感動した。このマシンはその後、CUPアップグレードカード(Sonnet Encore/ZIF G4 1.0 GHz)とSCSI2カードを装着され、今も現役としてOS 9.2.2のまま主にGT-9500スキャナー用に使われている。(GT-9500にはOSX版のドライバーがない…)
- iBook G3(dual USB、12インチLCD、800MHz):パワーポイントプレゼン用にラボで購入。OSは10.3まで上げたが、RAMの最大容量が640 MB
MHzなので、これ以上の高速化、OSアップグレードは難しい。非常用として在庫。 - PowerMacG4(白黒ポリタンAGP, 400 MHz):ラボの共用ににしていたが、G4としてはあまりスピードが出ないしやや不安定なままで人気が無くなっていた。その後Sonnet Encore/ST G4 1GHz、メモリ1GBにパワーアップしてTigerでも実用スピードとなって今も稼働中。Classicで過去のソフトが動かせるのが貴重である。
- MacBook (黒、CoreDuo, 2 GHz):2006年秋、フィリピン出張の直前に上記iBook G3が故障し、慌てて購入した。在庫品のJISキーボード装着機のまま購入したことに忸怩たる思いがあるが、せっぱ詰まっていたのでしかたがない。現在も元気にメインマシンとして酷使されている。先日CapsLockキーが吹っ飛んだ。もっとも使用頻度の低いキーの一つなのにどうして?
- MacBookPro(15インチ、Core2Duo 2GHz、2007型):MacBookよりも広い画面と高速なグラフィックに惹かれて購入したが、ややガッカリなマシンである。(各種入出力の配置が悪く使い勝手が悪い。) また、DVDドライブの故障が2回の修理で直っておらず、ぶちきれて3回目にショップのカウンターでクレームをうるさく言おうと勢い込んでLCDを開いたとたんにバランスを崩して落下させて、LCDが割れた。これは保障範囲外で実費15万円とのこと。DVDドライブだけ修理し、外部モニター/マウス/キーボードを繋いでScanSnapをドライブするデスクトップとして利用してきた。現在はその座をEeeBoxに譲り、働き場所を模索中。うちのラボではもっとも高速なMacなので共用にしてもよいのだが、なにせLCDが割れているだけに使い方にコツが要る。