犬鳴山&西山チャレンジ


結果は敗退。まだ少し雪が残る犬鳴ダム湖上流から上り始めたが、上り始めが遅すぎた(12:00)のと、大事な迂回案内を見落としてかなり登山路を迷ったために、雪をかぶった倒木が幾重にも路を塞ぐ沢を行ったり来たり迂回用に急斜面をへずったりして、犬鳴山−西山縦走の尾根道(薦野峠)近所に上がるまでに2時間を費やしてしまった。体力もやや消耗した感があったので、尾根道を少しうろうろしただけでもとのダム湖に下山した。下山路は赤テープできれいにマークされ、部分的にトラロープさえ備えてあった。この路の上がり口を案内する看板を往路で見落としたのが失敗。

再チャレンジを誓って、帰ってきた。疲れたー。

下山する途中に「犬鳴御別館」という史跡に立ち寄った。全然知らなかったが、これは、有事に備えて福岡藩主をかくまうための逃げ城として建てられたとのこと。詳しい情報はこちら。そういえば、沢沿いの登山路脇に何カ所も石垣があった。西山・犬鳴縦走路途中でお弁当を食べた「番兵跡(要塞跡)」も御別館の付随施設とのこと。

それにしても、地滑りで杉林が消えている斜面があったり、雪害でかなりの杉が折れたり根こそぎ倒れていたり、林道路肩に弁当箱大の石がかなりの数落ちていたり(落石が起こっている?)と、このあたりはちょっとやばそうなムードではある。