蘇州市の真珠養殖場を見学

おそらくイケチョウガイでしょう(日本の種と完全に同じかどうかは要確認)。2Lペットボトルの浮子に3〜4個体の貝を入れた網をぶら下げて、水深0.5 mくらいの水面近くで養殖していた。Yさんの車の運転と周りの車の運転、ともに極めてスリリングだったが、養殖現場に向かう、艪こぎの小舟もけっこうスリリングだった。

蘇州市の大きな真珠マーケットにも寄ったが、Yさんが巧みに値下げ交渉をして購入していた。私には真珠の善し悪しがよくわからないので、交渉する余地がない。興味本位で、真珠パウダーを購入したのみ。Yさんによれば、このマーケットでの淡水真珠の価格は、日本の1/20程度だそうだ。

晩ご飯はカエルの炒め物兼鍋物。始めはヒキガエル肉とネギ、ニンニク、ジャガイモ&レンコンのスライスなどと一緒にラー油で炒めたのを楽しみ(とても美味しい)、おおかた食べたら、それにスープを注ぎ、さらにお好みの具を追加して鍋として楽しめる。今回追加した具は、白センマイ(牛の胃)、湯葉(のようなもの)、細いうどんのような麺、それにレタス。昨日の残りの赤ワインを持ち込んで、飲み干した。ここでは外食と言っても皆さん、夕食は早い時間にすませるようで、このようなお店でも8時かせいぜい9時にはみんな帰って空っぽになってしまう。
カエル肉炒め(主に脚、背中、頭部)
ほぼ食べちゃった。
スープを加えて鍋にした。

食事の後、同じビルディング内にある銭湯(沐浴場)へ。日本とはちょっと勝手が違う。

  1. 入口で靴を脱ぎ、鍵と交換。ゴムスリッパも渡される。
  2. ロッカールームに案内され、鍵と番号の合うロッカーをつかってどんどん脱いですっぽんぽんになる。スリッパだけひっかけて浴場へ。
  3. 入口でハンドタオルを渡される。これで洗うワケね。
  4. シャワーを使って、ボディーソープやシャンプーで洗う。その後お風呂につかってよろしい。
  5. 希望すれば(10元程度で)全身垢すりをしてもらえる。寝台にすっぽんぽんのままだらりと横たわると、マッチョなオジサン(全裸ではない)がザラザラのミトンで全身をくまなくごしごししてくれる。勧められてためしたが、結構痛いし、大事なところをの周りをこすられるときはヒヤヒヤものである。
  6. 浴場から出てくると、待ち構えていたお兄さんにすぐさまタオルを渡される。拭いてくれるわけではない。
  7. 備え付けのガウン+半パンを纏い、休憩室へ。
  8. これも勧められて、足+背中マッサージをオーダー。80分もかけて、足の裏から背中、首までマッサージを受けた。こういのうはもっぱら出稼ぎの若い女性の仕事らしい。残念ながらツボを的確に押す技量はなく、なんとなくモヤモヤしたまま終わった。