調子に乗ってる

案の定…な言い草。

関電社長“次は高浜原発”発言
7月25日 22時7分

福井県にある大飯原発は、3号機に続いて4号機が25日未明にフル稼働になりました。
関西電力社長は早くも、次は高浜原発の再稼働をめざすと表明しました。

大飯原発3号機に続き、4号機がフル稼働したことについて、おおい町を訪れた関西電力八木誠社長は「さらに、安全性・信頼性を向上させる対策について、できるだけ早期に実現を目指したい」と話しました。
その一方で、今後の原発の運転再開について、「安全性が確認されたプラントについては動かしていきたい。次は出力規模が大きい高浜原発3号機と4号機が最有力で再稼働に向けて、調整をさせていただきたい」と述べ、高浜原発の運転再開に意欲を示しました。

図に乗って本音が出る。

社長発言おかしくないと関電会長 高浜原発再稼働で
2012年7月26日 17時05分
 関西電力森詳介会長は26日、八木誠社長が大飯原発4号機(福井県おおい町)の次は高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働が最有力だと発言したことに関し「おかしいことは言っていない」と述べ、社長の発言を追認した。東京都内で記者団の取材に答えた。
 森会長は「高浜3、4号機は大飯3、4号機に続いて安全評価(ストレステスト)が進んでいる」と指摘。原発の安全性は政府が9月発足を目指す原子力規制委員会などが議論することを指摘した上で「安全が確認されれば動かしたいのは当たり前だ」と述べ、再稼働の実現に意欲を示した。

本音を読み取ったまともな反応

福井・高浜原発:関電社長の再稼働発言にくぎ 知事「安全性訴え続ける」 /滋賀
毎日新聞 7月26日(木)16時11分配信
 関西電力八木誠社長が、大飯原発に続く原発再稼働について高浜原発3、4号機(福井県高浜町)を最有力とする考えを示したことに対し、嘉田由紀子知事は25日、「原子力規制庁も発足しておらず、国民も納得できていない。確実な安全性を申し上げ続けたい」と話し、限定再稼働を超える動きにくぎを刺した。
 八木社長は同日、同県おおい町で報道陣の取材に応じ、高浜再稼働に意欲を示した。これに対し、嘉田知事は「ぎりぎりの必要性として電力需給逼迫(ひっぱく)期に限定してと言ってきた。そうではなく経営とかコストの問題なら、きちんとそう説明すべきだ」と述べ、安全が確保されない段階での電力会社トップの発言に不快感を示した。【姜弘修】

市民感覚を代弁しているようだが、要は「誰のおかげで大飯を再稼働できたと思ってるんだ?」ということでしょう。この人がなにを考えているかは、言葉でなく行動で判断しないと。(誰でもそうですね。)

次の再稼働「高浜3、4号機」=関電社長―経産相は不快感
時事通信社:2012年7月25日(水)19時17分配信

(中略)
 一方、枝野幸男経産相は同日夕、八木社長の発言を「大変不快だ」と切り捨てた。その上で「今の仕組みの中で、次の手続きを進めることは事実上困難だ」として、再稼働は新たに発足する原子力規制委員会が判断する問題と指摘した。省内で記者団の取材に応じた。