A先生から相談されて(頼まれて?)、化学実験用に沸騰石を作りました。単にガラスキャピラリーの片方をブンゼンバーナーで溶かして閉じただけだけど。
近くを通りかかった(興味津々に引き寄せられてきた)院生に「沸騰石知ってるよね」と尋ねたら、否とのこと。ちょっとびっくり。近頃は教えてないんだなぁ。化学実験で水を沸騰させることも無いのかな。でも、(沸点を超えても沸騰していない)過熱状態から突沸する、なんて危険に接したことがないのは逆にリスクではないかな?
注意深く危ない実験もさせることがますますこれから必要となる気がします。そのための見る目やピンと張り詰めた雰囲気作りが重要でしょう。