実験の準備と打ち合わせ

Satokoの実験についてValを交えてより詳細に打ち合わせ。さらに試薬などのチェック。このラボも最近は分子生物学ばかりで蛋白質レベルの実験機材と試薬が整っていないことが判明。かなりの基本的な試薬(SDS-PAGE用、Western用)をSigmaに発注。BioRadの定圧液クロシステムがあるが、ゲルろ過にはオーバースペックな感じ。というか、UVモニターとレコーダーがポンプ、定圧グレジエント用バルブ、フラコレときちんと連動するかどうか怪しいので、ペリスタポンプとフラコレの動作確認だけ済ませ、あとはSatokoが学生実験とそのTAで培った記述を駆使して原始的なクロマト系を組み立てることにした。
クロマト用のtubingをもらいに、Plant Science Labを尋ねた。Valがよく知る年配のTechnicianが親切に対応してくれた。頑固そうなおじさんだったが、見るからに経験豊富そうな頼りになり様な雰囲気であった。こういう人的資源が絶えないようにすることが大学の理系ラボには大事だと思う。
Valの留守中にValの了解無く、Gattyの上層部が勝手に若い研究員をValのラボ中にスペースを与えたらしく、その研究員の行いが良くない(Safetyに関連するラボルールを守らないなど)ためにValとの折り合いが良くないようだ。今年はどうも彼を追い出すキャンペーンを張るらしい。このあたりを明るく話すところがValらしいといえばらしい。

正規にValのラボに属する人々は6〜7人いるようだが、常にラボに来てるのは2〜3人かな?。Val(いくつなんだ、この人?)、Over 40には絶対見えないクレアさん、over 30と聞いてしっかり頷けるシグモンド君に写真に加わってもらった。皆さん、Satokoをよろしく。
今日で私がGattyに来るのはおしまい。夕方に、ちょっと研究については不安げなSatokoとサヨナラ。あとは頑張って。St. Andrewsを楽しんで、そして何でも吸収して帰って来て下さい。元気で。