空港にて

台湾海洋大へ。チャイナエアで約2時間半。入国審査は紳士的。台北は雨。江先生がM1の学生と一緒に迎えに来て下さった。空港で1時間半ほど、東北大の宮本先生、北大の宮下先生、佐賀大の亀井先生の到着を待ってから、総勢8、9人のためにチャーターして下さっていた40人乗り観光バスに乗り込み、基隆(キールン)市のホテルへ。チェックイン後間もなく、市内の国立台湾海洋大学に案内され、学内の重鎮の先生方を表敬訪問し、いろいろな施設を見学させていただいた。
新築の養殖研究所はなかなか興味深かった。観賞魚、とくにクマノミ(ニモね)とそのトランスジェニック魚(黄色だったり、、、)の養殖に力を入れているそうだ。他は、スギ(Cobia。これは台湾ではブタのようなもの、とのこと。安くて人気がある、ということだろうが、それはそれですごいことだ。)やハタ、クロダイ、マダイが重要な養殖魚。

夜は水産研究所・水産試験場がスポンサーの夕食会。いきなり質・量ともに圧倒された。紹興酒を大量に摂取。台湾風うめぼしをいれると味が引き立つが、だんだんしょっぱくなるのが難点。台湾式乾杯は、飲み干さねばならない。

宿はEvergreen Hotel。Evergreenは台湾では「長栄」。これは、海運、航空、ホテルチェーンなどを経営する一大財閥である。