高等教育開発推進センター自己点検・評価委員会

授業評価の質問形式をどうする? GPAの結果をどう公表する?などなど。通り一辺倒の議論のあと、F委員長が堰を切ったように思いを吐露。「全学教育(教養教育)を大学としてどうする!? 教員から見た全学教育のキーワードが「ノルマと負担」では虚しいだけ。」こんな問題意識をみなぎらせながら、大学執行部、各部局教員、そして下手すると低年次の学生からも疎まれる役を演じているとしたら、なんと辛いオシゴトだろう。
大学が教養教育を捨てたら(ないがしろにしたら)もう大学じゃないと思う。私は自分の教養部時代を(むしろ専攻教育以上の知的興味をもって)とても有意義に学べた。現在の低年次教育は、さらに工夫を凝らされていると思う。でもそれを受けてる学生の気持ちは充実しているか? 役に立たないと思うと、ある意味冷酷に興味を失い存在意義を貶める社会の風潮はなんとかならないものか。