HPLC保守

Waters 650Eシステムのバッファー切替バルブ(ポンプ直前に位置する精密な三方コック)を交換した。古いのはまったく回転しなくなってしまっていたし、PP製のフランジ式コネクターが外れなくなってしまっていた。バルブの交換は簡単だったが、バルブからポンプ吸引側への低圧配管の加工に手間取った。フランジの加工が大変であった。やや肉厚の太いテフロンチューブであるために、手持ちのフランジ加工用ヒーターでは熱容量が足らず、なかなかチューブが柔らかく広がってくれなかったからだ。別に用意した55Wハンダゴテにフランジ加工用金具を接続して、過熱に注意しながら成型してなんとかフランジを作ることができた。まだ右手中指の動きが不自由で手を滑らせてしまい、久しぶりにハンダゴテでその中指をヤケドした。(コテが部分がやや赤くなってひりひりする程度。なつかしい感覚。高校生以来かも^^;)