学会発表練習

データやスライド、そしてストーリーが形になってくると、それまでの「ゆるりと包んで形をまとめていく」目的のコメントから、だんだんと表現を磨くための厳しい話し(細かい仕上げ)になる。蒸した餅米をいきなり杵でどつくことはできない。そば粉に水を加えていきなり麺棒でのばすこともできない。まずは緩くでもこねてまとめ、それから徐々に鍛えていく。同様に、口頭発表も論文も何段階かの直しが必要であり、途中で少しずつ姿を変えながら最終的なものに仕上がっていく。直す方にも、直される方にも長く大変な道のりだが、自分も鍛えられる気がする。