消毒洗剤を買ってくれる

この「新型Flu騒ぎ」対策に、共通経費で液体手洗い用洗剤(消毒薬入り?)を買ってくれることになった。3ヶ月分、とのことだったのでラボで18個お願いしたら、他のラボは5〜10個なのにどうして? と問われた。他のラボの皆さんがどんな根拠で積算したか知らないけど、私はこんな感じ。
250 ml瓶の液体洗剤をこれまではだいたい1ヶ月に1本使ってきた。これを「Flu注意期間」ということで倍の頻度で使うと仮定し、ラボにある3カ所の流しに全て備えて、3ヶ月分、ということだ。いい加減な話しだが、これ以上、どれほど正確に計算できただろう? ということで、電話で事務の担当官に「別にこの半分でもOKです。」と伝えた。もう、面倒くさい。
今回共同購入するのは「除菌ハンドソープ イルソープAプラス」という製品だそうである。有効成分はイソプロピルメチルフェノールで、これは抗菌・抗カビ活性を示す。ウイルスに対しては関係ないだろう。今回の共通経費での購入に際して、「消毒用エタノールの方がずっと適している」ときっちり教えて下さった先生がおられたようだが、「消毒用エタノール」はすぐには入手不可能だそうである。ホンマカイナ。ヤレヤレ。
ということで、抗菌成分の無意味さはさておき、手を洗うことは効果があるだろうから(それなら普通の石けんで十分、というのが正しい)せっせと使いましょう。今回の手洗いの普及活動で、学生達がやっているSDS-PAGEとウエスタンの結果がキレイになったりして^_-。PCRのノンスペも消える?

5/27追記 結局これも飛ぶように売れているようで、

先週照会をかけた際はまだメーカーに在庫が充分あった
そうなのですが、その後各地から注文が入り、本学の分は全て確保する
ことは出来ませんでした。
何とか90個ほどは確保できましたので会議室や男女トイレ、講義室
(学生係で鍵を管理している部屋)等に先に納品したいと思います。

ということであった。もう何でもいいんじゃない?(ビオレでも、花王石鹸でも、いっそママレモンでも。抗菌成分に意味ないし。)