入構証問題

こちらで「特別入構証」の申請が理学部では6/17に締め切られた、とあった。それにまつわるトラブルが綴られているが、「特別」ってなんだっけ? よく仕組みがわからない。研究室に1枚くらいは、研究に必要な自動車利用のために無料で「特別」入構証を発行してもらえるのかな? うちの身体障害者留学生の入構証を「特別」でお願いします、というメールは随分前に農庶務係に送ったが、「特別」を申請する〆切なんて指定されてなかった。学部でも手続きが異なるのかな?
ところで、DailyPassに相当する、一時入構(1回300円!)の手順は次のようになるそうだ。これ、本当に小松門でできるのかなぁ。すごい渋滞するんじゃない? 修羅場が目に浮かぶようだ。

  • ①入構を希望する者は,守衛所又は詰所において,入出門書に入構理由を記入し,入

構を申請する。

  • ②守衛所又は詰所の担当者は,入構理由を確認し,入構を許可できる場合は,申請者

に対し守衛所又は詰所に設置している自動発券機にて券を購入するよう指示する。

  • ③申請者は,自動発券機に規定の料金を入れ,券を購入の上,守衛所又は詰所の担当

者に手渡す。

  • ④守衛所又は詰所の担当者は券を受領後,入出門書に受付印を押印し,同入出門書及

びパスカードを申請者に交付する。なお,受付印が押印された入出門書がそのまま入構証となる。
まず、①は不要だろう。②の前半も実質的な意味を持たないと思う。「許可できる場合」を判断できる? それも遅滞なく。③と④にものすごく人力が必要。ドライバーはうろうろするんじゃなかろうか?
どうしても課金したければ、医系キャンパスのように、出るときにゲートの器械に現金(100円玉)を入れるようにするとか、機械化しないとシステムが動かないんじゃないかなぁ。このままでは小松門のガードマン倍増が必要でしょう。
それにしても一時入構料金は高すぎる。せめて1日有効にしないと。たとえば、臨時にサンプリングに出るために、自宅から車を持ってきて使うとすると1日に2回入構しなくちゃいけない。これではあまりにも教育研究活動をスポイルしすぎだと思う。
教育や研究を、日常的にいろんな雑用をこなしながらもなんとか時間をやりくりしているが、こんな入構管理を考えている(おそらく)事務屋さんが想像する以上に、学生も教員もダイナミックに動き回っていることを理解して欲しい。特に、院生が自身の研究のために自律的に(無駄に教員の手を煩わせることなく)活動する行為をスポイルするのは、とても深刻に大学のアクティビティーを下げるだろうと心配する。