ヒラメ血清

溶血活性がおもしろいかも。わけわからん時はチャンスだよ、きっと。こういうきっかけを大事にしたいね。わかってるテンプレートに無理矢理当てはめようとせず、すでにある名前のどれに一番近いかを問題にせず、観察したままを信じましょう。名前は自分でつければいいし。
昔、Alisterが岩永研(現川畑研)のカブトガニの仕事がどれほどスゴイかを表現するのに、こんな意味の話をしていたのを思い出した。逆に私は問われた。「なぜそれをC2と呼びたいのか?」「なぜそれはB因子と呼ぶのか?」と。唾を飛ばして「これが本当のC2だぁ!」とかわめいていた頭にデコピンを喰らった気分だったなぁ。今思えば、さすがAlisterだったのだ。Oxfordのこてこての補体Instituteにいながら、補体の超主流の研究をしながら、先入観というか偏りのない生化学者の目をもっていたと思う。