プロテインシーケンサー修理

Uさんが、不調になったので修理の手配をしたと報告してくれた。S社の下請け?の技術者による前回の修理がUさんから見ても明らかに怪しい、とのことからS社本社に掛け合ってくれて、別の技術者を本社から出張料金無しで派遣してくれることになったそうだ。こんな一例を見ても、テクニカルスタッフと機器を研究院内でセンター化して集中管理するメリットは明らかなんだけどなぁ。これをモデルケースとしてもっと研究院全体に働きかけたい。
確かに高額分析機器が自分の手もとにあって勝手に使える便利さは捨てがたいだろうが、苦労なく順調に動く期間は短い。多忙な教員はすぐにメンテに目が届かなくなるし、学生に任せるのにも限界がある。一方、技術職員を1ラボに固定するのにも、業務に無駄(と本来技術職員が果たすべき職務以外の業務)が多いはず。手っ取り早く、何にでも使える人件費大学持ちの労働力という認識では大変勿体ない。既得権との戦いになると勝負は難しいなぁ。でもUさんのように働いているひとが例外的に見られるのは不本意である。