科研費の電子申請備忘録

昨夜、電子申請で自動的に作成された計画調書の体裁が乱れている(業績リストの文言が枠内に収まっていない)と、事務から知らせがあった。(きちんとチェックしてくれていて頼もしくありがたい話しである。)そこまで気づかなかった自分が悪いのだが、どうも、学振のサーバー(e-Radのサーバー?)が、アップロードしたWordファイルを含めてPDF化する時に書式や体裁が乱れることがわかった。(Mac版のWord書類であったことが問題?)たとえば、MSゴシックは明朝の太字に変わっているし、イタリックはなんとなく太い書体になる。行間も微妙にかわり、手元のファイルではぎりぎり枠内に収まっているのが、最終版のPDFでははみ出たりする。(実際には枠をはみ出るのではなく、枠内の文章がとぎれる。)
これらの問題は、Mac印刷機能にあるPDFファイルに保存する、という機能を使って、まず手元でPDF化してからそれをアップロードすることでほぼ解決した。
ところで、最終的にPDFとしてダウンロードできる計画調書であるが、勝手に割り振られた個人IDをパスワードとして保護されている。このような保護は必要だろうか?結局、ローカルのPCにダウンロードでき、それが流通するわけではないので、パスワードによるロックは要らない気がする。自分が決めたわけでもない長いIDを、ファイルを開きたい時に入力するのはとても面倒。そのIDが書いてある書類をまず探さなければならない。
なので、私はそのロックされたPDFファイルから「Macの印刷→PDFファイルに書き出し」機能を使ってロックなし書類に変換して保存している。