Thiophilic adsorption chromatography

IgM精製用カラム(リガンドは2-mercaptopyridine)だけでなく、IgG、IgA、IgYの精製を目的とした担体(Pierce Thiophilic AdsorbentとかClontech Thiophilic Resinとか)も市販されていることを知った。いやいや勉強不足だったわ。ただし、モノによっては取り寄せ品としてはなっから在庫してないなど、この方法にそれほど人気がない様子がうかがわれる。Protein AやProtein Gと違って中性条件下で精製できるので安全な気がするが、純度があまり上がらないのかな? でも自分にはむくむくと興味が湧いてきて、試さないわけにはいかない気分になってきた。Pierceのビーズはそれほど高くないが、お取り寄せなのが難点。一方、GEのIgM用HiTrapはぼったくり価格。まずは手持ちのハイドロキシアパタイトを試してから。衝動買いはいけません。