研究

Yinさん帰国

11時前に宿(箱崎のWeeklyアパート。YBBのブロードバンド付き)をチェックアウト。一旦ラボに寄り、宿から自転車を回収。11:10頃に早川不動産の担当Yさんからチェックアウト確認のtelあり。 今回の日本滞在ではまあ、なんとか結果らしいものが出たので、まず…

つなげてまとめる2009年

T君による魚類RCAタンパク質のクローニング、そして組換え体調製も進んできた。振り返れば、自分の昔のノート(B因子検出方を探っていた)にどう見ても可溶性補体制御因子らしい活性が記録されている。そしてS君はI因子アイソタイプをバキュロウイルス系…

Discussion

Nさんと投稿論文の仕上げ。Iさんと補体研究のbrain storming。おもしろいデータを出してきていて、楽しみである。私がどんな証拠を押さえたいのか、どんな状況証拠を繋げればよいのか、あれこれ話し合ううちに分かってきた。

兆し

いろんな動きがあって、なにか大きなステップを踏む、新しい研究局面を迎える、あるいはとてつもない試練が到来する、なにかわくわくどきどきな兆しを感じた1日だった。ションボリしたり、祝福したり、心配になったり。さて、明日は?

九大農学研究院若手支援事業研究の成果発表会

農学研究院独自の若手研究者支援の成果(H19年度分)の発表(5題)を聴いた。内容を云々することは難しいが、いくつか感じたことがあった。 プレゼン用に用意されたPCが不調(あるいはスペック不足)でスライドの準備に手間取ったが、それを差し引いても、…

JSPSスカラーシップ不採択

海外研究者招聘(短期・長期とも)が採択されなかった。短期にはかなり期待していたが、残念。次なる手を打つべくがんばりましょう。

プロテオームに手を出すかも

KBACの先生方に相談中であるが、proteomicな研究に入り込むかも。2D-PAGE、蛍光イメージング、Peptide Mass Fingerprintingというおきまり?のテクで決着が付くとよいが。グラント? これからです。まだ妄想段階。装置はうちには何一つ無い。(2D-PAGEはコン…

まだゴミが、、、

DDBJに本登録用のEST配列ファイルとアノーテーションファイルを送ったら、まだまだベクター配列のゴミが残っているとのご指摘、、、うーん、結構頑張って除去したつもりだったが、、、、配列をいじると、アノーテーションファイルの中身も修正しなくてはいけ…

EST配列の登録処理終了

DDBJ登録係の方と2,3回のやりとりの後、めでたく本登録にこぎつけました。h-kondoさん、nakao_mitsuteruさんにたくさん教えていただきました。感謝申し上げます。 アノーテーションファイル中のff_definitionにはクローン名だけ書いていたが、登録係からt…

オットット

ニジマスCD11とCD18のクローニングが論文になってでてた。すでにcatfishからCD18がクローニングされ、そのリコンビナントと抗体が作られ、CD11の様な分子量のタンパク質との会合が示されているから、今回のニジマスが「魚からは初めてのCR3の同定である」と…

溶血反応

K君と補体第二経路活性の測定。楽しい。やっぱ溶血反応は補体の基本だなぁ。

BLASTのプログラム

ってローカルのPCにもインストール出来るんだぁ。dailyにアップデートされているデータベースをローカルに置くことはとんでもないだろうが、フグやメダカのゲノム塩基配列はもうそんなに頻繁にはアップデートされてないだろうから、これらをローカルにダウン…

ddbjにMSSで

コイEST塩基配列を登録するために、まずは担当の方とメールでやりとり。フォーマットの検査などをパスして本登録に進めると良いのだが。これまで配列ファイルとアノーテーションファイルの作成にたくさんご教示下さった方々に感謝感謝である。 論文投稿用の…

biorubyのスクリプトに苦戦

そもそもrubyを理解せずに、h-kondoさんが書いて下さったスクリプトをそのまんま動かしただけなのですが、、、 ATGCソフトウェアはこんなemblフォーマットの配列ファイルを吐き出しました。(仮にファイル名はICI-M48.embl) ID XX SQ Sequence 600 BP; 157 …

捜し物

精製コイ補体D因子(0.6〜0.8 Lの血清から大量精製したもの)→冷蔵庫からめでたく発見 6A1モノクローナル抗体(hybridoma)→液体窒素ラックのリストには見あたらず、、、、どうしようTT 2ヶ月まえに提出したハズの書類の控え→hopeless 1ヶ月前に買った航空券…

楽しいディスカッション(実験打ち合わせ)

学生と研究・実験の打ち合わせをするのは本当に楽しい。彼らは私ほど楽しんではいないかも知れないけど。実際にpainfulな実験に手を動かすのは主に彼ら学生だから「言うは易し、、、」と思うかな。でも手を動かすのは楽しいなぁ。Puzzlingなデータが出ると、…

忘れてた

もう20年くらい前に差し上げたコイC3タンパク質と抗コイC3ポリクロを使って出てた論文がジャーナルクラブで紹介(自然免疫の個体発生)。今時(って数年前だけど)、あのポリクロ使ってアイソタイプの違いをシカトして進めた研究が論文(魚介免疫学雑誌)に…

EST配列との格闘

結局Laboの共用マックに入ってたATGCで約2000本の配列をクラスタリングした。Contigにする条件は、最短50 bpのオーバーラップで98%以上マッチ。126個のContigsと1500本くらいのSingletonsとなった。ここまでもいろろ大変だったなぁ。途中でTrimしきれてない…

Nさんの論文

ディスカッションまで大幅に直し終えて本人に送付。もう少しで英文校閲に出せそう。何週間も前にかすかに見えていた着地地点に、彷徨ったあげくにやっとたどり着いたというのが、私サイドで脱稿した感想。今、その着地地点に立って、確かにここがその時見え…

面接対策

4分間を有効に、磨き抜かれた言葉で研究を語るのは本当に大変だ。私もいろいろ思いめぐらせて、文章をいじくったけれど、やっと脱稿。あとはやっぱり自分の言葉と考えをどれだけ熱意をもって語り、質疑応答できるかでしょう。健闘を祈ります。

シーケンスのアセンブル

ちょうどESTのデータを整理しているところだが、こちらで紹介されているツールを私も使ってみようかな。まだ取説一つ読んでないのだが。分からなくなったらh-kondoさんに助けを求めちゃう。

酵母分与

I君と出かけた。T先生から直々に、S. pombeの野性株とガラクトース欠損株についてレクチャーを受けた。GalBLの結合特異性解明にbreak-throughとなりますように。

ATGC

ESTデータの整理(コンティグ作り)のためのパソコンソフトの使い方をSくんから教わった。MacMini 1 GHzで千数百のESTを処理した。ま、ほんの十数分の仕事だった。波形も確認できて便利だけど、わずかなallotypic?な違いなどは肉眼で確認しないとね。やっ…

ポリクロ抗体の特異性問題

今日Nさんのデータを見ながらの議論と、報告会での議論から、思い出した。「吸収」は強力な手段だろう。精一杯のアフィニティー精製でも期待したほど特異性が上がらないときは、やっぱ「吸収」だね。 それにしてもGalBL(ガラクトース特異的コレクチン)は…

omicsデータの定量的側面

genomeデータのほとんどは定性的(配列か地図だとう理解です)だが、transcriptome, proteome, metabolome, それにinteractomeのデータには定量的に表現できる物がある。でもその定量性がどれほどの精度なのかがよくわからない。たとえばcDNAマイクロアレイ…

補体って?

どこに分泌され、ある場所ではどんな成分のどのアイソタイプがどのように活性化され、制御されているのか? ナゾにはきりがないが、もう1段、研究のレベルがあがる大きなチャンスであり、もう1,2面、研究の切り口を増やすことができそうな予感。微生物学…

道が開けた?

コイ補体成分の反応については、まだまだpuzzlingなことが多い。でもDf欠損状態での反応解析とC3アイソタイプの結合特異性のデータからなにかストーリーが見えてきそう。C4アイソタイプとC3アイソタイプの結合特異性比較にはまだまだ謎が残るが、きわめてお…

KBACセミナー

KBAC=Kyushu univ. BioArchitecture Center. さすがO先生・W先生率いるセミナーである。 今日の演題は ロン毛もやってるメタボロミクス:動的代謝解析で見えてくること by O先生 メタボもやってるメタボロミクス:バイオアーキテクチャーセンターのメタボ…

忘れてた…

VIIの論文査読をひとつ抱えてたんだ、、、もう締切間近。この連休が勝負か… おい、ちょっと、この連休は勝負が多すぎ。やばい。

Sさんとのディスカッション

本当に久しぶり。ティラピアの補体成分cDNAの配列を見ながら。やはりC3は複数ありそうだ。いかにおもしろい話しかをアピールしながら、きちんとした配列データを完成させるように指示。両ストランド読むことの重要性を指摘。